耐久性の高いスムーズな転がり性能
コンパクト、重荷重での”たわみ”が極めて少ない
レール長の最大150%のストロークが可能です。
ワークの荷重やたわみ量に合わせて様々なタイプをご用意。
(1)精度を必要としない重荷重アプリケーションに最適
精度は不要だが、荷重が大きいためにリニアガイドを
使っていたアプリケーションをテレスコピックレールで対応
(2)耐久性の高いスムーズな転がり性能
(3)コンパクト、重荷重での”たわみ”が極めて少ない
自動倉庫での使用例
自動倉庫シャトルとして使用
車両のバッテリー引き出し
スムーズなスライドでメンテナンスを容易に実施
16gのクラッシュテストに合格して、航空機シートにも採用される高剛性なテレスコピックガイド
少ないたわみ、スムーズなスライドで、手動だけではなく、オートメーションにも使用可能
(自動倉庫やワークストッカーで活躍)
写真のようにロボットによる自動引き出し、押し戻しの例も多数あり
ヨーロッパの主要鉄道ドアメーカーに採用される信頼性
業界要求寿命 2,000,000サイクルに耐えられる、耐久性(通常ドアの寿命は車両の寿命)
ASN
・シングルスライド、超重荷重対応
・レール長さの65%までストローク
・ダブルストローク使用可能
・非常に少ないたわみ量(ほぼ0)
DE
・ダブルスライド
・重荷重・中荷重対応
・非常にコンパクトな設計
・レール長さの100%以上ストローク
DSS
・ダブルスライド
・重荷重対応
・幅寸法が非常にコンパクト
・レール長さの100%以上ストローク
・非常に高い許容荷重 最大1000kg / 本
・S型のセンタープレートによりたわみ量を軽減
DSC
・ダブルスライド
・重荷重対応
・高さ方向の寸法を極力抑えたコンパクト設計
・少ないたわみ量
・強化ストッパー付き
DSE
・トリプルスライド
・レール長さ150%以上ストローク
例 レール長さ 1010mm
ストローク 1554mm
許容荷重 200kg / 本
超高剛性のダブルT型プロファイルの中間プレートによって、引き出し時に最高重量の荷重がかかっても、たわみを最小限に抑えます。
たわみ算出例
型式 | DMS63-1490-1531 |
---|---|
レール長 | 1,490 mm |
ストローク | 1,531 mm |
荷重 | 1,000 kg |
レール先端でのたわみ量 | 約7.2 mm |
1,000kgの荷重を1,500mmストロークさせた場合でも、先端でのたわみ量は約7.2mmに抑えられる。
重荷重の大型アプリケーションに最適
大型、重量物の引き出しが可能なため、各種製造装置、大型ストッカーでの採用実績あり
[自動倉庫での採用例] 引き出し機構に「DMS63」を採用
硬化樹脂製のストッパーによりレール動作時、ストロークエンドでの音、衝撃を低減させます。
※標準の「DEシリーズ」のストッパーはSUS製
樹脂製ストッパーにより、樹脂と鉄が接触するため、音、衝撃を低減することができます。
また、従来のストッパーよりサイズが大きくなっているため、耐久性も向上しています。
動作による音の違いは動画をご覧ください。
転動面には高周波焼き入れが施されており長寿命
長期間の使用でもスムーズな動作を実現
レール長の約100%のストローク (最長ストローク : 2066mm ※)
高い許容荷重 (最大許容荷重 : Corad=2,322N/2本使用時 ※)
※DE*43S-1970-2066 にて
1.2mmの深さまで高周波焼き入れ
転動面 HRc60
片側にレール長の約100%のストローク
レール高さ : 28、35、43mm の3種類
※ストローク、静定格荷重値はカタログをご参照ください。
ドア開閉時の音、衝撃を低減
手動動作におけるストロークエンドでの音、衝撃を低減
また、ストロークエンドでの耐久性の向上
ディスクにより両側ストローク時に中間プレートが片方に残る事を防ぐ。
両側ストロークのアプリケーションにおいて常に正しい開閉位置へ戻す。
下側スライダーが出ているとき
ディスクが上に移動(偏心)し、上側スライダーの同方向への飛び出しを制限する。
上側スライダーが出ているとき
下側と同様の効果がある。
中間プレートが残ることを防止する。
[理想状態]
ディスクにより閉位置と両側開位置の3位置を保持
[NG状態]
開位置から閉位置に戻る際に中間プレートが取り残される
転動面には高周波焼き入れが施されており長寿命
長期間の使用でもスムーズな動作を実現
レール長の約100%のストローク (最長ストローク : 1962mm ※ )
高い許容荷重 (最大許容荷重 : Corad=7906N/2本使用時 ※)
※DEF63D-1970-1962 にて
1.2mmの深さまで高周波焼き入れ
転動面 HRc60
両側にレール長の約100%のストローク
※ストローク、静定格荷重値はカタログをご参照ください。
閉位置と両側の開状態の位置を保持できるため、
自動化システムのワークストッカー用引き出しレールとして最適
ロボットによる引き出し側と作業者による引き出し側に分けることでオートメーションにも使用可能
(自動倉庫、ワークストッカーで活躍)
※ロボットによる自動引き出し、押し戻しでの採用例あり
産業用テレスコピックスライドレール。レール長の200%までのストロークが可能。
ステンレス、アルミ製もご用意。お客様の用途に合わせたレールの選択が可能です。
様々なタイプのテレスコピックスライドレール
部分スライド テレスコピックスライドレール
レール長さの50%がストロークするタイプの製品で、1本の固定側レールと1本の移動側スライダーによって成り立っています。高い剛性とスムーズなスライド性能が得られる製品です。
フルスライド テレスコピックスライドレール
レール長さの100%がストロークする製品です。1本の固定側レールと2本の移動側スライダーから構成され、様々なデザインとサイズを取り揃えております。
超ストローク テレスコピックスライドレール
レール長さ200%までストローク可能な製品です。高い断面二次モーメントの中間プレートを使用することにより、フルストロークした際も高い許容荷重と剛性を持っています。
高荷重用 テレスコピックスライドレール
レール長さの100%がストロークする、剛性の高い中間プレートと、2つのスライダーから構成されています。特に高い荷重のアプリケーションに対して特別にデザインされたテレスコピックスライドレールです。
S型プロファイル テレスコピックスライドレール
レール長さ100%がストロークするテレスコピックスライドレールで、S型の中間プレートに2本のレールが取り付けられています。コンパクトなデザインと、高い剛性が特徴です。
ロッキング機構
ロッキング機構はヘグラレールをストロークエンドでロックすることができる機能です。
レールが閉じた状態の時に空いてしまうのを防いだり、逆にレールが開いている状態の時にストロークエンドでロックすることができます。この機構は、特にインストールする際や、車両のように動くアプリケーションの場合に、作業の安全と、ワークの安全に取り扱うために有効です。
HGTタイプにロッキング機構を取り付ける場合は、右側レールと左側レールでデザインが異なりますのでご注意ください。
ダンパー
ヘグラレールテレスコピックスライドレールは、クローズ時の衝撃を和らげるダンパーを装着することができます。樹脂製のダンパーが静かな動作を実現し、柔らかな停止とストロークエンドでのストッパーの耐久性を高めます。