三次元測定機で測定する手間と段取り時間を短縮させたかった。
治具から外して三次元測定機で真円度を測定していた。
機上でワークを固定したまま真円度が測定が出来るようになった。
治具から外さず、外径、真円度が測定できるようになった。
測定範囲も円周角度で指定できるため干渉を回避できるようになった。
ワークをクレーンで吊って測定室に移動しなくてもいいので計測にかかっていた時間がおよそ30分短縮できた。
“信頼性のある機上計測ができる”
外径設計値 | Φ503.240 +/-0.03 |
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NCゲージ結果 | Φ503.245(差0.005) |
三次元測定機結果 | Φ503.238(差0.002) |
NCゲージ 真円度 | 0.016 |
三次元測定機真円度 | 0.010 |
シャフトワークのたわみ自動計測して段取り時間を短縮させたかった。
チャックから外して外径計測、補正値を入力し仕上げ加工をしていた。
機上計測結果から自動でテーパ補正をかけられるようになった。
長物シャフトで振れ止めを使用しない場合自重でたわみが生じ、加工後の円筒形状に膨れが出ることがあった。
機上計測を導入し、仕上げ前に円筒の外径を測定し中心位置のずれを求め自動的にテーパ補正をかけることで加工品質を向上させることができた。
“円筒のラジアル方向から外径計測ができる”
自動化で作業者による計測のバラツキ誤差を軽減したかった。
若手作業者に測定機器の使い方を教えても品質が安定せず記録ミスが頻発していた。
機上計測による自動化で品質が安定し、記録ミスは完全になくなった。
2か所の穴、ピッチ、高さ計測を完全に自動化でき正確な計測データを管理できるようになった。
また作業者は複数の計測機器の使用方法を習得する必要はなく、NCゲージの操作方法を習得するだけとなり、教育が容易になった。
“作業者による「ばらつき」、「記入ミス」が完全になくなる”
機上計測結果をCSVで出力し社内システムとリンクしたかった。
エクセル形式で記録するため手入力していた。
CSVファイル形式で計測結果の出力ができるようになった。
機上計測結果をCSVで出力ができるため社内システムとリンクして自動化ができた。そのため手動作業の工数が削減できた。
“計測結果をCSVで出力できる”
フラットなキー面(C軸回転)と端面(Z面)の心出しを自動化したかった。
ワークをチャックに装着後、手動で心出しをしていた。
自動で心出しが出来るようになった。
ワークをおおよその中心位置でチャックに固定するだけで、キーと端面の心出しが自動でできるようになった。
自動化により心出しのスキルも不要となった。
“キー形状を自動で検知し心出しができる”
測定機器で傷がつくことがあり自動測定で傷の頻度を軽減させたかった。
ボアゲージで測定していたが内径に傷ができることがあり不具合品になることがあった。
測定による内径の傷は無くなった。
機上計測でワークへの傷は無くなり、傷による不具合品は0になった。
またボアゲージの準備、測定結果の記録等にかかっていた時間も短縮することができ、更に穴ピッチも計測できるようになった。
“計測結果から線、点の構築、距離計算ができる”
PCD計測を三次元測定機で測定する手間と段取り時間を短縮させたかった。
ワークを外して三次元測定機でPCDを測定してから仕上げ加工に入っていた。
機上でPCDを自動計測し仕上げ加工が出来るようになった。
ワーク着脱の段取り時間と三次元測定機で測定していた時間短縮することができた。
“PCDを自動計算できる”
*3点以上の点から円を構築する演算機能があります。
機上計測でラフ(0.8mm)な真円度を確認したかった。
加工精度で相手側の蓋とフィットしない場合があった。
仕上加工前に円筒度を把握できてベストフィットするようになった。
ラフな加工であるが相手部品とのフィット性に苦労していた。
機上計測で嵌め合う部分の形状寸法を計測しベストフィットできるようになった。
“真円度の演算ができる”
その他のNCゲージの特長は、下記ページよりご確認いただけます。
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