計測データの活用

Q-DAS レポーティングシステム

工程能力評価とデータによる生産性向上
Q-DAS レポーティングシステムの使える機能

ー 現場ですぐに役立つQ-DAS レポーティングシステムの使える機能をシリーズでご紹介 ー

第1回:正規分布しない工程能力評価 

Q-DAS レポーティングシステム

Q-DAS レポーティングシステムの特長

Feature 01

検査・計測データの収集、管理を自動化できます

  • レポートを自動出力
    紙ベース、Excel、Accessへ手入力している検査・計測データを自動収集可能です。
  • 関連部署、担当者へレポート自動配信
    報告書を自動作成し、担当者、関連部署へ自動配信する事で、迅速に品質情報共有が可能です。
  • トレーサビリティの向上
    検査結果だけでなく、シリアル/ロット番号、製造装置番号、ライン番号などの付帯データを纏めて管理できるので、不具合の発生した製品を特定するに留まらず、製造、検査に使用した設備を特定する事ができます。
  • リアルタイムで工程情報を把握
    品質情報は自動更新されるので、現在の工程状態をリアルタイムで把握する事ができます。
Q-DAS レポーティングシステム

お客様の声

A社様 [自動車製造]

導入前

レポートの作成
工程に問題が発生してもレポートが上がってくるのに時間がかかり、シフト交代時の引継ぎに間に合わず、問題が周知されないまま、次のシフトが開始され、同じ問題が発生していた。

データの集約
装置のメーカ毎に別々のフォーマットでレポートが作成されており、同条件での比較や全体把握に苦労していた。

導入後

レポートの作成
シフト交代時にレポートが完成しているので、引継ぎにレポートを使って問題点を把握できるようになった事で、前のシフトで発生した問題に次のシフトで直ぐに対応できるようになった。

データの集約
全てのレポートを1つに集約できるようになったので、比較や工程全体の把握が容易になった。

また、部署間でのデータ共有も可能になったので、問題点の打合せ時に意思疎通が早くなった。

Feature 02工程能力評価方法を自動化し、周知徹底

  • 従来の公差OK、NGだけの評価からの脱却
    NGが出てから手を打つのではなく、管理図の変化をモニタリングし、工程変動によるアラートを発信します。
  • 評価戦略による工程能力計算条件、計算方法を自動化
    細かい工程能力計算条件や、計算方法をデータの重要度や、管理項目ごとに個別に設定した評価戦略を作成。
    評価戦略をプログラム化し、作業者が計算手順や、方法を理解していなくても漏れや、ミスなく管理できます。
  • 評価戦略の配布で瞬時に変更を適用
    評価項目や評価基準が変更となった場合、作成した評価戦略を関連部署へ配信する事で、全ての工程で瞬時に評価方法を変更する事ができ、変更点の細かい説明が不要。遅延、ミスなく評価項目、評価基準の変更が可能です。
Q-DAS レポーティングシステム

お客様の声

B社様 [自動車部品製造]

導入前のお悩み

評価方法の徹底
細かい評価方法の周知徹底が困難なため、自社でデータを引き取って評価したり、評価方法を妥協して簡素化して運用していた。

導入後の改善点

評価方法の徹底
細かい評価条件分岐をプログラム化できるようになったので、評価方法を他工場や協力会社へも直ぐに通知できるようになった。

協力会社のデータを自社で分析する必要がなくなったので、本来の業務に集中できるようになった。

Feature 03確認から改善へ:攻めの品質評価

  • 従来の確認するだけの検査から脱却
    検査、計測データと製造条件の相関を発見し、製造条件の見直しを行う事で品質改善にデータを活かせます。
  • 改善の仮説を検証
    一部の熟練作業者が経験則により、何となく調整している製造条件を、計測・検査データと関連づけてデータ化し、関連性を確認。
    暗黙知を形式知へ変換し、個人のスキルを企業の製造ノウハウとして蓄積できます。
  • 改善のPDCAを高速化
    データをリアルタイムで把握できるため、工程改善案作成→工程改善実施→改善効果確認→工程再評価のサイクルを高速で回す事で、問題点を素早く見つけ出し、工程を素早く立ち上げられます。
Q-DAS レポーティングシステム
Q-DAS レポーティングシステム

お客様の声

C社様 [航空機部品製造]

導入前のお悩み

改善策の検証
工程改善を行っても、データを手作業で入力して、分析を行っていた為、実際に改善効果が出ているか確認するまでに時間がかかっていたので、新製品の工程を立ち上げるまでに膨大な時間とコストがかかっていた。

導入後の改善点

改善策の検証
工程改善実施後、リアルタイムでデータが上がってくるようになったので、改善効果を直ぐに確認し、効果が出ていない場合も、新しいデータから次の手を考えて、直ぐに次の手を打つことができるようになった。
その結果、新製品工程の立ち上げ時間とコストが大幅に削減された。

Q-DAS レポーティングシステムの詳細は、下記よりご確認いただけます。

Q-DAS 特設サイト

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