フッ素系シール取り扱いの歴史

フッ素系シール取り扱いの歴史

TRELLEBORG

シャンバンからトレルボルグシーリングソリューションズまでの歴史

キャプテンインダストリーズは設立1974年当時から、W・S・Shamban(シャンバン)社の摺動ベアリング
"ターカイトB" を販売しており、その後も同社のフッ素系回転、直動シールの販売を展開してまいりました。
現在は"日本トレルボルグシーリングソリューションズ株式会社"様とお取引をさせていただいております。
現在に至るまでの沿革をまとめましたのでご参照ください。

特長

フッ素系シール販売の沿革

1952年

W.S.Shamban社設立

世界で初めてPTFEのシールとベアリングの製造・販売開始

1954年

Busak+Luyken社設立

W.S.Shamban社製品を始めとし各種エラストマーシールの開発と販売を開始

1974年

株式会社キャプテンインダストリーズ設立

W.S.Shamban社の摺動面ベアリング "ターカイトB" の輸入、販売開始

1980年

ブサークアンドワタナベ設立

Busak+Luyken社のエラストマー製品の国内販売開始

1984年

シャンバンアンドキャプテン社設立

W.S.Shamban社のPTFEや各種プラスチックのシール及びベアリングの販売開始

1986年

シャンバンイーストエイジア設立

W.S.Shamban社とシャンバンアンドキャプテンの共同出資会社。国内でPTFE製品の製造開始

1992年

Busak+Shamban社設立

Busak+Lyken社とW.S.Shamban社の合併

ブサークアンドシャンバン設立

ブサークアンドワタナベ、シャンバンアンドキャプテン、シャンバイーストエイジア統合

1999年

TIグループ入り

Tube Investments

2000年

Smithsグループ入り

2003年

Trellerborgグループ入り

Trelleborg ABは、1905年に自動車や自転車のゴムタイヤや工業用ゴム製品の製造を開始。

2007年

社名変更 日本トレルボルグ シーリング ソリューションズ株式会社

新製品のご紹介

ターコン ロト L

無負荷時は非接触となり、加圧時のみ相手面に接触してシールする低トルク、低発熱、長寿命回転シール

運動 回転、揺動
圧力 最大 1.0 MPa
速度 最大 20 m/s
温度 -40 ℃ ~ +200 ℃
流体 圧縮空気

ロト グライドリング DXL

摺動リップの接触圧力をカウンターバランスさせるという画期的な設計により、高圧・高PV値回転シール

用途 一方向の回転、揺動運動、
螺旋運動
圧力 最大 70 MPa
速度 最大 5.0 m/s(圧力による)
PV値 最大 48 MPa x m/s
温度 -30℃ ~ +150℃

ロト グライドリングV

圧力導入・遮断するバルブ機能を備えた回転シール。高圧時はこのバルブ機能によってフリクションを50%低減

用途 定速回転、揺動運動、
螺旋運動
圧力 最大 30MPa
速度 最大 2.0 m/s
(シール材質と圧力による)
PV値 最大 10MPa x m/s
加速度 最大 0.9m/s2

ターコン ステップシールV

セカンダリーシール間の蓄圧を圧力側に戻すポンプ機能を備えた画期的な往復動用プライマリーシール

用途 往復運動
圧力 最大 60MPa
(シール材質による)
速度 最大 15 m/s
最大 15Hz
温度 -45℃~200℃