特徴
超仕上げを行ったワークを測定する場合、仕上げ面にタッチプローブ測定球の接触痕が発生する場合があります。
仕様上、測定圧力が小さい場合でも、その機構により慣性でタッチプローブが押し込まれたとき、測定球の接触面圧が上昇する場合があります。IRP40.40LFは慣性でタッチプローブが移動しても、測定球の接触面圧を一定に保持するシステムです。
測定時にスタイラス球にかかる力が従来品より小さく、且つ慣性の影響を受けにくいため、速度を増加しても測定力の増加は少ないです。
したがって、小径のスタイラス球が使用でき、0.2mmまで対応可能。“Thermo Lock”技術を搭載し、ホルダー部の熱膨張を0.001mmに抑えます。
軸心冷却スピンドル(Fischer)と併用することで更なる高精度測定が実現できます。
仕様
繰り返し精度 | 0.001以下(2σ) |
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計測速度 | Max F480 |
計測方向 | +/-X,+/-Y,-Z |
オーバーとラベル | X,Y +/-14°Z-4mm |
測定力 | X-Y 0.08N, Z 0.8N |
電池寿命 | 440時間 |
通信距離 | 4m |
寸法